● 方向の基本は中心を知ること
さて、風水の話をするとき、いちばんよく聞く言葉が「方位」。風水ではこの「方位」がすべての基本になってきます。初めに「方位」の取りかたを誤ってしまっては、せっかくの努力も水の泡。正確に知っておきましょう。方位とは、家の中心から見た方角のこと。したがって、方位を出すためには、まず家の中心を求めなければなりません。正方形や長方形の家なら対角線の交わるところとなりますが、L字型になっていたり凹凸が多いといった場合は、まず画用紙に家の平面図を書いて(ベランダや出窓などは考えに入れません)切り抜きます。それを鉛筆など尖ったものの先に乗せてバランスの取れる場所を探してください。そのポイントが家の中心にとなります。ちなみに風水でいう「中心」とは、実際の家の中心点(「太極」といいます)から半径90センチ円内を指します。
● 方向の範囲は均等ではない
家の中心が分かったら方位を求めましょう。方位磁石を使って正確に割り出してください。地図上の北と少しずれる場合がありますが、そのときは磁石の指す方に従ってください。
方位は一般に北、北東、東、南東、南、南西、北、北西の八つで表しますが、北、東、南、西は30度、北東、南東、南西、北西に関しては60度の幅があることを覚えておきましょう。
さて、家によってはひとつの部屋がいくつかの方位にまたがる可能性もあります。この場合、それぞれの方位のエネルギーを受けることになりますが一番面積の大きい方位の影響を、もっとも強く受けることになります。ただし、キッチンではシンクやレンジ、トイレでは便器、浴室ではバスタブといった水にまつわるところ、寝室ではベッドのある方位が優先します。
● ドライフラワー
インテリアとしてドライフラワーを飾っている家庭も多いかも知れませんがあまり良いことではありません。特に玄関には禁物です。すべての気は玄関から家の中に入ると言われます。その家に住む人の運の善し悪しを決定する大切な場所と言えます。死を連想させるドライフラワーや枯れた花は、即、排除する必要があります。悪い気しか入ってこなくなるからです。
玄関にはグリーンか、ガラスや陶器の花瓶に活けた生花を欠かさないようにすればよい気が引きつけられます。また、空の花瓶や壺を置くのも止めましょう。家に入ってくるよい気を吸収し、家の財が尽きると言われます。
● はくせい
動物のはく製など一度死んでしまったものは「死の気」を発生させるので、ドライフラワー同様、特に気を付けなくてはなりません。これらが飾ってあっては家の中に良い気は集まってはきませんし、運のない家になってしまいます。もし飾ってあるなら早めに片付けることをおすすめします。そして、その場所には生け花や観葉植物など「生きた気」を発するものを飾りましょう。
● お風呂
お風呂は体の中に入ってくる悪い気を洗い流す場所です。ですからその残り湯を溜めることは、その日の悪い気を吸い取った水を溜めていることになります。そして、悪い気はそこから家の中に回ってしまいます。できるだけ残り湯は溜めないように心がけましょう。もし次の日の洗濯に使うなら悪い気が漏れないようにフタをしっかりしましょう。 この二つに気を付け少しでも家の中に悪い気が入ることを防ぎましょう。
● 鬼門について
鬼門とは古くから言われていた言葉で、古代中国には匈奴と呼ばれる遊牧民が中国の北東部から幾度となく襲ってきました。その時に襲われた家の大半は北東に玄関のある家ばかりでした。そのことから北東は鬼門と名付けられ、皆から嫌われた方角になったのです。
そして、裏鬼門と呼ばれている方角では、暴風(偏西風)が吹きつけ南西に玄関がある家はその影響で家の中が竜巻状態になり大変な思いをしたそうです。他にも南西から北東に伸びる島では伝染病や争い事が絶えなかったとも言われています。そのようなことから現在でも鬼門、裏鬼門と呼ばれる北東、南西はあまり良くない場所とされているのです。つまり鬼門は外敵と強風から家を守る場所なのです。家を守る場所が汚れていてはいけません。鬼門、裏鬼門はきれいにし、観葉植物を飾るとよいでしょう。
● 鬼門に鏡
鬼門に鏡を置くことは良いことです。鏡が家の中に入ってくる悪い気を跳ね返してくれるからです。また鏡は、良い気を引き込んでくれますので、鬼門以外にも、鏡を使って部屋の中に良い気を送り込むこともできます。玄関に置くのも良いのですが、ここで気をつけたいのが鏡の置き場。鏡をドアの正面に置いてしまっては気を引き込むどころかせっかく入って来た気を跳ね返してしまいます。もし、現在正面に置いてある家庭は位置を変えることをおすすめします。
次に気をつけたいのが鏡の大きさ。一番ベストな形は全身が映るものですが、全身が映る鏡が置けない場合はせめて上半身が写る程度の大きさにしましょう。しかし、上半身が映っても頭部が切れてしまうものは良くないので気をつけましょう。